ムジンサ、パートナーブランドの海外市場拡大に向けて東京で24FWショールームを開催

2024年2月20日

ソウルを拠点とするファッション・コマース、MUSINSAは2月13日から16日まで、Glowny、Kijun、Rockfish Weatherwear、Rest and Recreation、Standoil、Cost per kiloの7ブランドによる第2回東京ショールームを成功裏に開催した。この取り組みは、Kファッションブランドを日本市場に紹介し、現地のバイヤーとのパートナーシップを育むことを目的としている。 

高級ブティックや世界的なファッションブランドのショップで知られる南青山にあるショールームには、さまざまな流通チャネルから150人以上のバイヤーが集まった。GR8、ビームス、ユナイテッドアローズといった有名セレクトショップから、伊勢丹、阪急といった大手百貨店まで、その顔ぶれは多岐にわたった。 

特筆すべきは、このショールームに参加したバイヤーの70%が、昨年7月に開催されたSSシーズンの東京ショールームにも参加しており、Kファッションへの持続的な関心を示していることだ。これらのリピーターの半数以上が、イベント中に商品を購入した。 

バイヤーは、ポップアップストアやスペシャルメイクアップ(SMU)製品など、ブランドとのコラボレーションの可能性に強い関心を示した。中には、ショールームに参加しなかったブランドとのパートナーシップについて問い合わせる人もいた。 

女性向けバッグブランド「スタンドオイル」のマーチャンダイジング責任者であるキム・ヨンファ氏は、「人手やノウハウが不足しているため、海外への商品展開は困難でした。このショールームは、日本のファッション・バイヤーに私たちのブランドを紹介する貴重な機会を提供してくれます」と述べた。またキムは、"MUSINSAのビジネスインフラと大手小売店とのネットワークは、これらの課題を克服する上で非常に貴重であることが証明された "と強調した。 

日本の著名セレクトショップ、ビームスのバイヤーは、「MUSINSAは韓国を代表するファッション・バーティカル・プラットフォームであるため、東京ショールームで発表されるブランドには大きな期待が寄せられていた。日本市場で十分な競争力を持つKファッションブランドを見ることができ、韓国の現在のファッショントレンドについて見識を深める良い機会となった。"

MUSINSAの担当者は、「今回のショールームを通じて、Kファッションブランドの独自性が日本市場において十分な競争力を持つことを改めて実感しました。今後も様々な流通チャネルを通じて、ブランドの日本進出を積極的にサポートしていきます」と述べた。"